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縁の深い人達だけで静かに思い出話をする家族葬

経済が低迷して景気不透明な「失われた20年」を経験した頃より物事を簡素化して処理する風潮が強まってきて、冠婚葬祭にもその影響が及んできました。
葬儀に直葬や一日葬の目立ってきたのもこの頃からでした。
付き合いの希薄化や親族の減少等、こうした葬儀型式になる事情が社会に広がっているようです。
これ以外にも、費用の発生を抑えようとして友人、知人や地域の知り合い等、縁の深い人から遠い人まで大勢に参列してもらう一般葬も減少してきました。
その代わりに、家族や近親者の他に生前、付き合いの深かった人だけに参列してもらって、狭い葬儀会場でこぢんまりと行われる家族葬が増えてきました。
寿命が延びて、天寿を全うする年齢まで生きた人が亡くなると本人の付き合いも限られた人達になっているので、葬儀が少人数化しても当然でしょう。
むしろ、参列した縁の深い人達だけで亡くなった人との思い出等を静かに語り合う時間を持てるので、昨今の家族葬こそ、亡くなった人の希望でもあるといえるようです。

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